形あるものはいつか壊れます。
僕らが住むこの宇宙は、エントロピーが増大する方向に出来ているからです。熱力学第二法則。物理化学で勉強しましたっけ。とは理解していても、お気に入りの物が壊れたり傷が付いたりすると悲しく感じるのは私だけでは無いと思います。先日、ぽつぽつとした油汚れかと思いディスプレイを水を付けたクロスで拭いていたところMacbook Pro Retina(15inch Mid 2012)のディスプレイコーティングが剥げてしまったので、注意喚起として書くことにしました。
Macbookのディスプレイには反射を押さえる特殊なコーティングがしてあるようで、剥がれたところに光が反射して気になるようになってしまいました。以前からコーティングが剥がれる報告はあるようで、無償修理の対象となった方もいるようです。
剥げてしまったのはiSightカメラのあるこの部分。Macbookのディスプレイを持ち上げるときにいつも指が当たるからか、目に見えない細かな傷や手の油分などが付着することで、ディスプレイのコーティングの劣化が早まっているのかもしれませんね。
皆さんに注意していただきたいのは一点だけ。
油汚れだと思ってもゴシゴシこすらないこと
最初にも書きましたが、拭こうと思ったきっかけは『ぽつぽつと付いた油汚れ』だと思ったこと。日頃から水を付けたクロスで軽く拭いていたのですが、今回はなかなか落ちにくく、拭く度に汚れが延びていくな・・・と思ったらコーティングが剥げてしまっていました。幸い、ベゼル部分のコーティング剥がれのみでしたので普段使う分には全く問題とはなりませんが、コーティングの剥がれは目立ちますので集中して物書きしたいときには何となく気になってしまいます。
Genius Barに持って行ってみる
ここ最近Macの起動に失敗する(?マークになる)ことが多発していること、ディスプレイの描画がおかしくなる事がありリコールしていることそして今回のコーティング剥がれも重なったことから、一度Genius Barへ持って行こうと思います。Apple Careが切れる間際なのでいろいろとタイミングは良かったのかな。無償交換となれば嬉しいですがどうなることやら。結果は報告します。
つづき→■Macbook Pro Retina Displayコーティング剥がれ|後編