Mac OSX 10.11El CapitanからのCocoaPods復活使用法

Mac OSX 10.11 El Capitanからはシステムを守るためのSIP (System Ingtegrity Protection)が搭載され、システムのプロセス、ファイル、フォルダにroot userでさえも編集したり干渉できなくすることによりコンピュータシステムの安全性向上に貢献しています。El Capitanにアップデートしたところ、カスペルスキーアンチウイルスなどのセキュリティソフトがインストールされた状態ではログインできなくなる症状もこのSIPによる影響であると思われます。(SIPを無効にする上記症状が消えるようだです)

Xcodeでpod関連ファイルがエラーを吐いたのでpod updateを行おうと思いましたが出来なかったため、CocoaPodsが使えないことに気がつきました。(実は起きたエラーはBitCode関連のエラーであり、ビルドフラグを変更するだけで解決したという(^^; )

[shell] $pod update
-bash: pod: command not found
[/shell]

以前のOSからのアップグレードを行うと、/usr/bin/以下にインストールされていたCocoaPodsが使用できなくなります。よって、一度削除し、/usr/local/bin/以下に再インストールすると使用できるようになります。まずはアンインストールから。

[shell] $ sudo gem uninstall cocoa pods
[/shell] 複数のCocoaPodsがインストールされていたようで、すべてアンインストールしました。

[shell] Select gem to uninstall:
1. cocoapods-0.37.2
2. cocoapods-0.38.2
3. All versions
> 3
Successfully uninstalled cocoapods-0.37.2
Remove executables:
pod, sandbox-pod
in addition to the gem? [Yn]  n
Executables and scripts will remain installed.
Successfully uninstalled cocoapods-0.38.2
[/shell]

そして/usr/local/bin以下にインストールします。
[shell] $ sudo gem install -n /usr/local/bin cocoa pods
$色々インストールされる・・・
$ pod --version
0.39.0
[/shell] [shell] $ which pod
/usr/local/bin/pod
[/shell]

これで無事にCocoaPodsが使用できるようになりました。めでたしめでたし。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事